金沢近江町市場のそばに『浅田屋』という江戸時代から続く料理旅館があります。
ここは金沢で10店舗の和洋レストランと金沢国際ホテルを経営していて云わば金沢の外食産業を牽引しています。その各レストランと取引をする業者で作る浅田屋会という業者会があり、うちはお酒を納めている関係で昨夜主人と金沢国際ホテルでの業者会へ行ってきました。
業者会というと、少々堅苦しい業者間の親睦会を想像しますが、この会は夫婦同伴OKの和やかな楽しい会です。また料理は毎回趣向を凝らしたおいしいものばかりで、みなお話そっちのけで料理を堪能します。昨日は秋の食材をふんだんに使用した和洋中コースでした。内容は、松茸とハマグリの前菜から始まり、茄子とフォアグラのムース、お造り、ニシン(たしか)の焼き物、海鮮炒め等々おいしいものオンパレードです。そしてメインディッシュは
『ウズラのローストフルーツソースがけ』
でした。これは先日行われた全日本司厨士協会石川支部が主催する【加賀野菜をつかった料理】コンクールで金沢国際ホテルのコックさんが金賞を受賞された料理で、ウズラに加賀野菜の『金時草』とソーセージが入っていて、色もきれいで盛り付けも可愛らしく、大変おいしかったです。
今、金沢国際ホテルでは期間限定でこのお料理を食べることができます。
1日10組限定ですが値段も2人で3,000円というびっくりする値段です。

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金沢国際ホテルロビーラウンジ県知事賞受賞メニュー 賞味会
※イタリアンレストランN-36.5の舟山料理長と同じテーブルで、『サバティーニ』時代の興味深いお話や修行中のイタリアでの出来事など普段聞けないお話を沢山聞くことができました。料理長、有難うございました!