先日もこちらで一度ご案内しましたが、本日発売されましたので
再度ご案内です。
日本酒は冬に仕込まれます。
造った一部はすぐに新酒で販売されますが、その殆どは蔵で貯蔵、熟成されます。
仕込みから半年が経ち、貯蔵しているお酒が健全に熟成しているかどうかを調べる
「
呑み切り」という作業があります。
これは、貯蔵タンク一つ一つの呑み口からお酒を少量取り出して、実際にその出来を確かめるものです。
日本酒には、出来立ての新酒で飲んで美味しいお酒もあれば、半年間寝かせて6月頃に飲むと美味しいお酒、2年寝かせた方が美味しいお酒、はたまた5年、10年寝かせた方が美味しく仕上がるお酒があります。
熟成期間によって味も香りも変化するので、タンクごとのお酒の特性をみて、いつ飲めば一番おいしく味わえるか判断するのも酒蔵の実力の一つと言えます。
ワインで言うならば、ボジョレーヌーボーは出来立てのフレッシュさを楽しむものですし、ボルドーワインには10年、20年寝かせるものがあるのと似ています。
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今回は、金沢の酒蔵、福光屋の加賀鳶ブランドの「純米吟醸」の「初呑み切り」をご案内します。
仕込みから半年経ち、程よく熟成した味わいと、若い酸味も感じられて、バランス良い味わいに仕上がっています。すっきりしているので夏の暑い日にぴったりです。
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金沢市/福光屋
加賀鳶『純米吟醸 初呑み切り』
原料米:山田錦、金紋錦
アルコール度:17度
日本酒度:+5
酸度:1.6
精米歩合:60%
1800ml
2,900円
720ml
1,450円
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※発売は6月5日、生詰めですので要冷蔵です。