日本酒造りを追ったドキュメンタリー映画が近年のうちに立て続けに3本作られ、幸運にもそれら全てを観る機会に恵まれました。
一つ目は昨年公開された能登杜氏と呼ばれる能登出身の杜氏たちを描いた石井 かほり監督の「一献の系譜」。今年も引き続き全国で上映されています。
二つ目は昨秋に東京国際映画祭で上映された岩手県の南部美人の蔵元、久慈 浩介さんを中心として東北の酒蔵を描いたMirai Konishi監督の「KAMPAI!FORTHE LOVEOF SAKE」。小西未来監督は朝のテレビ番組ZIPでお馴染み。
そして三つ目が今日試写会が行われた石川県白山市の手取川の杜氏さん蔵人さんを描いた「The Birth of Sake」。監督はエリック白井さん。
このところ日本酒を飲んで下さる方が増えてはいるけれども、それでもやっぱりビールやワイン、焼酎人気に押され気味で日本酒離れが進んでいるところに、日本酒にスポットを当てて下さって日本酒の素晴らしさを映画にしてくださるのは本当に嬉しくて、私も酒屋としてもっともっと美味しい日酒を多くの皆さんに知ってもらえるように頑張らないとなと思っています。
一枚目の写真は吉田酒造店の次期蔵元やっちゃんと山本杜氏。山本杜氏のシャツがパープルでブルーのネクタイとコーディネートされておしゃれー