ついに今日、山田錦の刈り取りの日を迎えました。
菊姫さんに稲を分けていただき、5月から店の脇のバケツで育てていた酒米「山田錦」を、本日、刈り取りました。
山田錦は日本酒の原料となる酒米の一つで、最高の原料米と言われています。大粒で心白が大きく、タンパク質の含量が少ないので雑味のないすっきりとしたふくよかな味わいのお酒ができます。吸水性、消化性も良く、「はぜ込み」(米粒の中心部にこうじ菌糸が繁殖していく程度)の良いこうじができるという優れた特長を持っています。
菊姫さんは造っている日本酒の原料全てを兵庫県三木市吉川町で栽培した山田錦を使用しています。こんな酒蔵はなかなかありません。
私の育てた山田錦ですが、本来は130cm程に成長するはずが100cm程にしかならず、20本を目標にしていた稲の分けつも15本にしか増えませんでした。
今月27日に菊姫さんで稲の鑑評会をします。
菊姫さんの社長さんや他の酒販店さんにお見せするのが本当に恥ずかしいです。(左側が吉川町から分けていただいた土、右側が金石の実家の土で育てた稲です。)