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サケヨメのブログ

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寒すぎて持統天皇の歌を思い暖をとる

寒いです。

早く春が来ないかなと思っていたところ、常々疑問に思っていたことをふと思い出しました。

万葉集に持統天皇の歌があります(『万葉集』巻1・28)

「春過而 夏來良之 白妙能 衣乾有 天之香來山」
春過ぎて 夏来るらし 白妙の 衣乾したり 天の香具山



これは百人一首に選ばれており、(『新古今集』夏・175)
春過ぎて 夏來にけらし 白妙の 衣乾すてふ 天の香具山

若干ですが読み方が変わっています。
時代が変わり、”平安時代の歌の好みに合わせて詠い変えられたものです”とありました。

こちらのサイト参照。


そう簡単に詠み方が変わるものなのかと思ったり、新古今和歌集の成立は万葉集の200年以上も後だからそくらい変わっててもおかしくないなと思ったり。
by sake-ohzawa | 2011-01-21 16:41 | 私が思うこと
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