今年も残すところあと3日。
年賀状がまだ途中でして、元旦に届かないのがほぼ確定。
どういう言い訳をしようかと思案中のサケヨメです。
今日の近江町市場は朝早くからお客さんがいらっしゃり、今日、明日が最高の人出でしょう。私たちも毎年恒例の蟹歩きです。
お正月と言えばみんな揃ってのお雑煮、お節。
その先にお屠蘇を飲まなければ新年が始まりません。
お屠蘇とは何ぞや?
知っているようで知らないお屠蘇について少々。
≪お屠蘇とは≫
おとそは、今を去る千七百年前、中国の「三国志」で有名な関羽、張飛の活躍した三国志時代に名医華陀が、一年間の災難厄除のために、酒酒の薬草を調合して酒に浸して飲んだのが始まりとされています。邪気を屠り(ほふり)魂を蘇らせるところから「屠蘇」と名付けられたました。このならわしは、平安時代にはじめにわが国に伝えられ、民間に広まるにつれて、「福寿を招く」といわれ正月の縁起行事とされています。
(陶陶酒製造株式会社より引用)
手元にある陶陶酒さんから頂いた屠蘇散の中身は
ミカン皮、ケイヒ、サンショウ、オケラ、ウローブ、ボウフウ、キキョウが入っています。
中にこういうのが↓1つ入っています。
大晦日の晩に本みりんか清酒180mLに浸し、元旦の朝お雑煮を食べる前に年少者より順次一年の健康を祈念して飲んで下さい。
でも実はこれ、地域によって異なります。
今までの私の実感では、関西以西の方はよくご所望されますが、北陸や関東、東北ではあまりそのような風習はないような気がします。
実際に大澤家でもこのような屠蘇散を使わず、単に日本酒を飲みそれを「お屠蘇」と言っています。
元旦に家族揃って一年の健康を祈念しお屠蘇を飲み、新たな年をスタートさせたいものです。
※ご興味のある方、飲んでみたいと思われる方は近江町店までどうぞ。50袋程ありますので差し上げます。
お一人様一つまで、無くなり次第終了です。