昨日、日航ホテルで日本酒造組合中央会北陸支部主催の「
北陸三県の新酒を楽しむ会」がありました。
福井22、富山16、石川22、合計38の蔵の今年の鑑評会出品酒を飲むことが出来ます。
鑑評会出品酒とは、蔵がその年に造った一番の出来のお酒で、一般には流通しない特別なお酒です。
金沢国税局の平成21酒造年度酒類鑑評会受賞酒は
こちら。
各県ごとにブースが分かれていて、お目当ての酒蔵のところへ行きお酒をついでもらいます。
出品酒の他にそれぞれの蔵の市販酒もありますし、梅酒などの清酒以外のお酒や日本酒ベースのカクテルもありました。全部で100種類ちょっとのお酒が出ていたと思います。
会費は3千円でお酒は全て飲み放題、少し食事も出ます。
私は飲むのに必死であまり食べられませんでしたけど。
これだけのお酒を飲める機会というのはなかなか無く、お酒がなくならないうちに駆け足で各ブースを
回りました。
出品酒では
福井の<常山><花垣><黒龍>
富山の<銀盤><風の盆><若鶴>
石川の<日栄><菊姫><加賀鶴><天狗舞><手取川><十代目><神泉><獅子の里><ほまれ>
<竹葉><能登末廣><白菊>
中でも<
銀盤><
日栄><
天狗舞><
菊姫><
神泉><
獅子の里>の出品酒がイチオシ。
来てらした銀盤の方に出品酒を市販しないか聞いてみましたが、未定との事。
例年は「
大吟醸 米の芯」になるとの事でした。
市販酒では福井の<
梵特選大吟醸>富山の<満寿泉純米>石川の<十代目大吟醸><天狗舞純米大吟醸生>がおいしかったです。
因みにですけど、出品酒の販売価格は720mLで1本5000円は下りませんし、
梵特選大吟醸は2,625円、満寿泉純米は1,400円、十代目大吟醸は2,100円、天狗舞純米大吟醸生は6,000円です。なので3,000円で飲み放題と言うのは破格なのです。
酒屋的なコメントします。
全体的に石川のお酒は去年よりちょっと甘め。
お米がしっかりとけている証拠なのだそうです。
中でも獅子の里さんは顕著でした。
蔵の方に「もしかして酵母変えましたか?」と聞いたのですが、去年と米、精白、酵母は全く同じとの事。
(米は兵庫県産山田錦、精白は40%、酵母は協会10号系)
私はもうちょっと固めで後味の切れの良いのが好きです。
去年のは最高においしかった。
昨日会場に来ていた知り合いの方にどこのお酒がおいしかったか聞きながら飲んでいたのですが、
やはり好みはひとそれぞれでした。
なので上の銘柄はあくまでも私の好みです。
駆け足で回っていたら最後は千鳥足でした。60種類以上は飲んだかな。
左から酔っ払い1名と
常きげんのハンサム専務、昨日は写真撮影に引っ張りだこだった農口杜氏、あるじ。
快くカメラマンを引き受けて下さった
手取川醸造元、吉田酒造の
吉田社長。
昨年はロンドンで行われたIWC(インターナショナルワインチャレンジ)日本酒純米酒部門で
「
手取川 山廃純米」が金賞を受賞されました。
吉田社長にはいつも本当にお世話になっています。
有り難うございます。
なのでカテゴリーは手取川
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