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サケヨメのブログ

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お酒の搾り方ワン・ツー・スリーの巻

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金沢の今朝の気温はマイナス2℃。寒い一日です。
こんな日は今話題の酒粕で粕汁でも如何ですか?
私は粕汁よりも板粕を焼いて砂糖醤油を付けて食べる方が好きですけど。
上の画像が今日の当店の酒粕です。

(能登) 宗玄、御祖酒造
(金沢) 福光屋
(加賀) 手取川、菊姫  この5種類。
手取川さんのは珍しい吟醸粕です。菊姫さんは大吟醸粕と板粕。


酒粕は今が旬というか、今の時期に出来ます。
出来たては香りも良くて美味しいんですよ。

酒粕はお酒を搾る時に出来ます。
搾るお酒の味が違うように、出来る酒粕の味も異なります。
これがお酒のもとになる『もろみ』。これを搾るわけですが、
お酒を搾る方法は一般的に大きく分けて3つあります。
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1、代表的な搾り方が大型の機械を使った「ヤブタ」という方法。
これは薮田産業という会社名が搾り方の由来になってます。
(昨年常きげんの鹿野酒造さんで薮田の社員さんをお見かけして感激)
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電気の力で左右から圧力をかけ、とても綺麗にお酒と酒粕を分けることができます。よく見るぺっちゃんこ状態の板粕はこの方法で搾ったものです。




2、もう一つは「フネ」という方法。
石川の酒蔵では佐瀬式というのをよく見かけます。
昭和製作所のものです。
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こちらは昔からある方法で、布袋にもろみを入れ、上から圧力をかけます。
「ヤブタ」と異なり、優しく搾ることができますので大吟醸などを搾る時に使われる方法です。
粕は出来ますが板状のものではなく、こういう感じになります。
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3、残りのもう一つは「袋しぼり」というものです。
残念ながら画像はありませんが、「フネ」で搾る時のような布袋を上から吊るし、重力だけで自然にポトリポトリ落ちてくるお酒だけを集める方法です。余分な圧力を一切加えませんので雑味は全くなく、上品な味わいです。これはお酒の中でもほんの一部、出品酒などを搾る時のやり方です。あまり市販はされません。




おまけの画像。
もろみは白いものですが、ピンクのもろみもあります。
初めて匂いをかいだ時はびっくりしました。
ほんのりイチゴミルクの香りがしましたから。
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by sake-ohzawa | 2011-01-14 13:31 | 酒粕 | Trackback
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